ABOUT ROMEERU

よいクツとはなにか……

単純で素朴な疑問を抱くことから始まったROMEERUは1974年鎌倉で創業。
足へのやさしいフィット性、無駄のないディテール、素材の特性を生かした風合い・機能・色彩…。
これらの項目をほぼ満たしていたのはイタリア製のクツ。
その頃のイタリア製のクツはデザインも斬新、革もいい、色も綺麗、でも日本人の足には合わない…。
これはイタリア人と日本人の足型の違いによるためであり、ROMEERUは日本人とイタリア女性の足型形状の違いを徹底検証、

  1. [足幅]
  2. [足のサイズ:日本の中心サイズは23.0cm、最小サイズは22.0cm。イタリアの中心サイズは24.0cm、最小サイズは22.7cm]
  3. [足の踏まず上がりの位置:日本女性の足は土踏まずから踵までの長さが短い]

この3点の違いを明らかにして、靴創りの基本である木型に生かしました。
日本女性の足型を咀嚼して「イタリアの木型」を使って創られたクツ‟イタリア製ROMEERU婦人靴”はこのようなプロセスを経て誕生したのです。

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イタリア製ROMEERU婦人靴の輸入を円滑(当時、クツの輸入は通産省によって規制‹IMPORT QUOTA›されており、一部の企業のみが輸入を許可されていた。1986年、関税割当制‹TAX QUOTA›に移行し現在に至る)に遂行するために、1976 年2月に本拠地を鎌倉から、横浜・大桟橋前のシルクセンター国際貿易観光会館に移転。この地は日本のクツ屋さん発祥の地、オランダ人、レ・マルシャン靴店があった処に近く、また日本で最初の商社、ジャーディン・マジソン商会の跡地でもあり、何より、輸入業務を遂行するための最適地であったのです。

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(インターネットやFAXがない当時、海外との通信手段は国際電話かテレックス、郵便のみ。これらを利用するための国際電信電話公社、通関機能を併せ持つ‟みなと郵便局”は徒歩数分の範囲内、貿易業務のための三井商船をはじめとする船会社や乙仲は同じ建物内にあり、横浜税関、通産省の出先機関、JETORO等の公的機関も徒歩数分内)
自社工場(CALZATURIFICIO ROMEERU)良いクツを求めるROMEERUのポリシーはクツの機能面の開発を推進する目的で1978年に自社工場を創設、足の踵の底面を足形どうりに湾曲したしたクツや、変形したクツを復元するゼンマイバネを挿入したクツ、また土踏まずのアーチクッションを甲革表面と裏革の間に入れたクツ等を提案してきました。

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直営ショップを横浜・大さん橋前、六本木交差点際(’88,3月クローズ)、東京・吉祥寺(’01、3月クローズ)、仙台(’05、11月クローズ)に持ったROMEERUは、次なる飛躍を画策、1992年9月に英国王室御用達のクツとバッグのブランド、‟HM RAYNE”社と日本国内の独占販売契約を結び、名古屋(名鉄百貨店・輸入特選)に出店。

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1889年創業の伝統ある英国のブランド‟HM RAYNE”(’96、3月、HM RAYNEは、銀行が手を引き破産。その後、商標は「王室御用達」を返上、ROMEERUは契約を解消。その後RAYNEブランドはSSGに買収される)を手にいれたROMEERUは、次のステップに進む。それは確実に到来する超高齢化社会にむけた‟健康”をテーマにビジネスを推進するプロジェクト、健康機器事業部(1994年8月)の立ち上げ。東洋医学の経絡理論を基に、すべての臓器に関連する足裏のツボ(経絡)から始まった探求は、眼部周辺のツボの名称に注目。そこには、いわゆる良いイメージを表す「太陽」「晴」「明」「白」と云った漢字が多用されおり、呉博雄医師は眼部周辺に自身の手でマッサージを施し、近視、眼病の予防や改善に効果を挙げていることから、ROMEERUはオート方式「眼」のマッサ―ジ器の開発に着手。

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アイメイトの販売準備(厚生省・医療用具の認可申請、PR計画)を進めていた最中の1995年1月17日に発生した「阪神淡路大震災」。ROMEERU は壊滅的な打撃を受け、同年7月、関西支社(神戸)はクローズ、創業以来の大赤字を計上。
波乱の1995年、10月に眼部周辺マッサージ器‟EYE MATE”は販売を開始。

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瞬時に在庫の確認ができるPCネットワークを始動(19979月)させたROMEERU20016月に東急本店に出店。
数多くの「計測データ」から足裏に注目をしていたROMEERU2005年秋に‟足を保護する” ことをコンセプトにした「中底版」を挿入するタイプのクツの提案を始める。

「計測データ」から健康な人(アスリート)の足裏には3点の接地面(人体の足裏構造上四本のアーチがもたらす結果)があることに着目したROMEERU2008年、理想的な足裏形状を‟中底版”に転写をし、同時に生産過程でその形状を壊さない従来とは異なる木型の開発に着手。またイタリア工場とのコミニュケーションの円滑化を図る目的でOFFICE  FIRENZE ”を開設。その後、「中底板」挿入タイプのクツを改良した足裏3点の接地面を矯正する‟イタリア製ROMEERU機能性サンダル”は完成。20104月に販売を開始。

日本で初めてのイタリア製の機能性サンダルは好評。その後、婦人靴やブーツに同機能を搭載したアイテムを増やしていきました。

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ファッションと機能を融合し、歩きやすさやフィット感を追及する‟イタリーROMEERU婦人靴”は、これからも、おとなの女性のライフスタイルを演出するグッズを提案してまいります。

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ABOUT
OUTLINE
HISTORY
SHOP LIST

What are good pairs of shoes?

With this simple question in our mind, we founded ROMMERU in 1973.
In 1974, focusing on the different feet shapes of Italian and Japanese women, we designed the lasts for Japanese ladies. The lasts were developed from the smallest size of 33.0(21.3cm) with wider foot breadth,shortening height between the heel and the part of plantar arch touching the floor.

The ROMMERU shoes made in Italy using this last was the first imported women shoes catered for Japanese women’s feet.

Since 1978, our own factory, CAL’S ROMMERU, has developed a series of comfortable shoes. The first invention was the last with the heel part curved in the shape of feet. Secondly, the shoes with springs restore the original shape after wearing. Another type has arch cushion between back leather and front leather of plantar arch.

Pursuing perfect fitting and comfortableness for walking, ROMEERU has integrated functionality and style. ROMMERU continues to offer commodities decorating life style of mature women. Our main shop is situated on the first floor of International Silk Trade and Tourism Center, near Oosanbashi in Yokohama. The location was once occupied by the Eiichiban Kan, home to the first trading firm Jardine Matheson & Co.

SHOP LIST

  • MAIN SHOP YOKOHAMA 045-662-8408MAP
  • NAGOYA 052-585-2852MAP

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